今が旬、スミイカの下造り
@ まず、三喜丸でスミイカ船に乗ってスミイカを釣りましょう!!!
釣ったスミイカを新聞紙で包む。こうすると、ヌメリが取れて
とっても作りやすくなります。時間は10分でも30分でもOKです。
A 甲羅を取る
内側から甲羅の付いているところに切れ目をいれ、甲羅を取りましょう。
今まで、自分はお尻のところを流し台のステンレスにギュッと押して
甲羅を押していましたが、無理に押さないで、内側にちょっと切れ目を
入れると簡単に取れますヨ。
B 表の皮を剥ぐ
続いて、茶色い方の皮をそぎ取ります。ここは簡単に取れます。
この時、エンペラ(イカの縁)も取れます。最後の写真が皮を取った状態です。
C 内臓を取る!!!!
ここからがポイント。今まで、自分は足の方からギュッと簡単に取っていました。
ところがこの時に内臓も取れ、墨袋も破れてしまい、身はもちろん、流しも真っ黒に
なっていました。ところが、うちの嫁さんが汚れない方法で取っていたので紹介します。
Bの最後の状態から、身の内側のところのあま皮(薄い皮)も剥がします。
D あま皮と同時に内臓を取る(ここがポイントなので写真も大きくしてあります)
Cの状態から、そっ〜と剥がしていくと、内臓とあま皮が同時に取れます。
今まで墨で汚れた身が綺麗なままですネ。最初はちょっと難しいかもしれませんが、
何度か挑戦すれば、大丈夫ですヨ。
E 白い皮を取る
これは今までと同じです。破らないようにそっ〜と取りましょう。
F ゲソ(足)の処理
天麩羅でも、ちょっと湯がいて食べても美味しいゲソ。
足の付け根に切れ目を入れ、目玉を取ります。
G 肝と墨袋を取る
続いて、肝と墨袋を取ります。墨袋は黒で虹色に輝いていますので破らないように
取りましよう。大きな肝もありますので、お好きな方はそっ〜と取りましょう。
墨袋は裏漉しして、白ワインで薄めて、イカ墨バスタに使ったり出来ますネ。
また、肝はフライパンでちょっと炒め、酒とラー油と塩で味付けして、それを
湯がいたゲソに絡めても美味しいですヨ。最後が全部取った後のゲソです。
H エンペラの皮を剥く
最後にエンペラの皮を剥きましょう。これはキッチンペーパーなどで押さえれば
剥けますヨ。これも湯がいて刺身でも最高。また天麩羅もGOODですネ。
I 刺身にしましょう。
綺麗になった身を刺身にします。糸切りも良いのですが、甘みを味わいたいなら
削き切りがベスト。身を半分にしてから、斜めに切ります。
また糸切りにしたものにタラコと三つ葉を和えても美味しいですネ。見た目も綺麗ですヨ。
また天麩羅も最高です。でも、鮮度の良いイカですので、あまり揚げすぎないようにネ。
またイカの天麩羅は時折、はねるので気をつけてくださいネ。
あんまり、スミイカが美味しいからって、飲みすぎないように〜。明日はお仕事ですヨ〜!!!。